今月もあと10日余りとなった。早いなぁ・・・子どもたちの学校も今週いっぱいで冬休みに入る。冬休みは25日間。北海道は、夏休みも冬休みも25日ずつ。これがまた長い・・・
今日は暖かくて雨が降ってました。せっかく圧雪になった道などが、ぐちゃぐちゃになるので困ったもの。もう雨でなくていいのに。
TVタックルの特番でTPPについて一般人と国会議員とジャーナリストと喧々諤々やっていて思ったこと。農業も国際競争力をつけなくてはいけない、日本の農産物はおいしいんだからもっと外国に売り込め、というのも最もだろうと思う。日本の農業というとコメが真っ先にあがってくるけど、日本のお米は確かにおいしいんだから、もっと営業努力はすべきだとは思う。しかし、日本の稲作は大規模化していないところがほとんどだから、やはりコスト面で外国産には勝てないだろうと思う。美味しいけどものすごく高いお米。需要と供給のバランスを考えれば、高いと少ししか売れない、結局のところ。それに、農業全てが国際競争出来る作物でないってことも忘れないでほしい。うちがやっている畑作は小麦や砂糖などは加工原料を作っている。国際競争力をつけるっても、安い外国産に太刀打ち出来ないだろうと思う。だけど、国産の小麦やビートがなくなってもいいのか?というとこれは良くないと思う。やはり自国で食料をまかなえないというのは本当に頼りない事。ただでさえ今は食糧不足に備えてよその国の農地確保に動いている国だって多い中、日本の農業が衰退していいわけはないだろうに。TPPも、このご時世避けられないのかな、とも思う。韓国やフランスなどがそうしているように、関税ゼロにしても農業はある程度保護する政策をとってもらわないと、どうしようもない。農業が基幹産業の北海道にとって、農業が衰退してしまったら、観光資源である景観維持も出来ないし(荒廃した大地になる)、農業でなくともそれに付随した輸送業や加工業などの産業に従事している人だって多い。それらが傾けば公務員にだって影響は出るだろうと思う。平成の開国、なんて言われるけれど、平和ボケした国民と内輪もめしかしない政権与党ではこの先どんな日本になるのか、と本気で考えたら眠れないくらいの事態じゃないかと思う。傷の浅いうちに農家やめるってのもアリか?それとも食糧危機が来るまで踏ん張って頑張るべきか?極端だけど、そんなことも考えなくてはいけないくらいの事態。 |